
退職代行利用前にどんなトラブルの可能性があるのか知りたい
こんな疑問を解決する記事です。
初めて退職代行を利用する時にはどんなもんなんだろうかと不安になるかもしれませんよね。
今、退職代行の利用を考えているならぜひ利用する前にどんなトラブルが起こる可能性があるのか、事前に知っておくとより安心して依頼できますよ。

naokichi
転職を2度経験|現在は総務人事職で働き多くの方の入退職を見ています。|繊細さん向けに手助けになる記事を作成中
退職代行で起こり得るトラブルは大きく3種類に分けられます。
- 退職代行とのトラブル
- 会社とのトラブル
- 退職代行と会社間のトラブル

退職代行は信頼出来るところに依頼するのが大切!
代行会社の信頼性
退職代行を依頼する際、当然ですが信頼できる退職代行を選ぶことが重要です。
トラブルとしては、退職手続きが遅延したり、必要な書類が不備だったりするなどの問題が発生する可能性があります。
退職手続きの不備
退職代行が適切な手続きを行わなかった場合に、雇用契約の解除や退職手続きの完了がスムーズに行われない可能性があります。
これにより、労働者や雇用主の間でトラブルが発生する可能性があります。
退職代行の料金請求の問題
退職代行は費用が発生しますが、代行会社が不正な料金請求を行ったり、不明瞭な請求する場合があります。
これもまた、利用者と代行会社の間でトラブルが生じる可能性があります。

会社とのトラブルにも対応出来る退職代行を選ぼう!
解雇や雇用主による退職強要
雇用主が適切な理由なく解雇や退職を強要する場合があります。
労働法に違反する可能性があり、労働者の権利を侵害ということになりますが、意外と当事者同士で気づかれないことが多いので注意です。
未払いの給与や退職手当
会社が労働者に対して給与や退職手当を支払わない場合があります。
これは労働契約や労働法に違反する行為であり、働い分は請求出来る権利を持ちますから適切に訴えを起こす必要があります。
退職手続きの遅延や不備
会社が退職手続きを遅延させたり、必要な書類や手続きを正しく行わなかったりする場合もあります。
これにより、労働者は退職後の手続きが滞りかなりの手間が掛かってしまうことがあります。

稀に、退職代行と会社間でトラブルになることもあるようです。
理由はカンタン、本人の代理として動くには資格や権利が必要だからです。
弁護士には代理人として動く資格があり、労働組合には団体交渉権がある。
これらの資格を持たない退職代行が違法の可能性を持ったまま動いてしまうことでトラブルが発生します。
今回紹介したことを知っておきさえすれば、トラブルに巻き込まれる可能性はグッと下がるはずです。
労務問題は挙げればキリがない程ありますが、知識はあるのに越したことはありません。
退職代行によってもどこまでが対応可能なのかということがあるので、事前によく調べてから利用すると良いでしょう。
ぜひ参考にしてみて下さいね。