
FP3級は意味ないって聞くけど実際どうなの?
こんなお悩みにお答えします。
僕自身は、独学でFP3級と2級に合格しています。受験回数は重要ではありませんが、3級は1回、2級は2回で合格しました。
本記事のテーマ「FP3級の意味」は、FP2級へ挑戦するための通過点です。
次から詳しく説明していきます。
先に結論を出しておくと、(FP2級受験条件を満たしているのであれば)FP3級は意味ないと言えます。
では、どうして意味が無いのか?主な理由は以下の通りです。
- 合格率が高い
- 専門性が低い
この2点ですね。
FP3級試験は学科・実技と分かれていますが、どちらも全受験生の70%以上が合格しています。
年3回試験があるので、かなりの人が保有する資格と言えます。
合格率の高さと資格保有者の多さからあまり意味無いのでは?と言われているのです。
また、FP3級は基本的な内容を問われる試験であるので、取得しても仕事に生きるというより、FP業務の概要が分かるといったイメージです。
ですので、専門性が低いということが、意味ないと言われてしまう要因です。
それでも、FP3級の取得には意味はあります。
正確には、以下の条件があります。
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級FP技能検定合格者
- FP実務経験2年以上
要は、FP2級受験のためには研修or試験or経験が必要ということです。
経験がある人は2級から受けることが出来ますが、多くの方が3級合格→2級受験というルートです。
FP3級の資格は2級を受験するための資格とも言えるのです。試験は年3回ありますので、サクッと合格しておきましょう。
とは言え、3級取得後2級に受からない、、という人もいると思います。
実際僕も、2級は一度落ちていますし、2回めの受験もなんとか受かったような感じだったので、割とありえる話かなと思います。
FP試験は一度取得すれば、生涯有効です。ですので、何度でも(年3回)受験することが出来ます。
諦めずに何度でも挑戦しましょう。
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FP2級には価値がある
FP3級は2級の受験資格の条件になることをお伝えしてきました。
それでは、2級には価値があるのでしょうか?
答えは、「FP2級取得は価値がある」です。

日本FP協会HPでも分かる通り、2級合格者には講習を受け登録をすることで、AFP資格が与えられます。
AFP資格では、専門的な情報を知ることが出来る講習会やサポートが受けられますので、実務に役立てることが出来ます。
つまり、日本FP協会は2級合格者を専門家として認めているということになります。
3級では、意味がないと言われていても2級を取得することで、専門家として認められるというわけです。
こういった面からも、FP2級には取得する価値があると言えます。
FP3級との違い
3級では、FPの基礎であるのに対して2級は応用といったイメージです。
試験ではもちろん、2級の方が難易度は高くなりますが、3級の基礎があっての2級となりますので、試験範囲はそれほど変化はありません。
3級の知識をしっかりと覚えている方であれば2級にそのまま合格出来ると言われているくらいです。
とは言え、3級だけ資格を持ったとしても、お金にまつわる知識に変わりはありませんので、自身の生活に役に立つと言えます。

FP2級を取るためにまずは、3級を取得しましょう。
今回の記事では、「FP2級を取得するためにまずは3級を取りましょう」ということをお伝えしました。
FP2級を取得することで、専門家への道が開けます。就職でのアピールにもなります。
ぜひ、取得を目指してみてください。
今回は以上となります。