- 退職を決めたらすぐに辞めたい!
- 体調不良と言えば、出社しなくて辞められるって本当?
- ウチの会社、診断書提出が義務なんだけど、、

こんなお悩みにお答えします
退職を決めたら今の会社よりも次の会社で早く働きたいと思うのは当然ですよね。
仮に理由が人間関係となればなおさら早く辞めたいと思うことでしょう。
結論から言うと、体調不良を使えば退職まで会社へ行く必要が無くなります。
ですが、注意しなければいけないポイントもあります。
この記事では退職日まで欠勤するにはなぜ体調不良と言うのがベストなのか?
また、その使い方まで解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

naokichi
転職を2度経験|現在は総務人事職で働き多くの方の入退職を見ています。|繊細さん向けに手助けになる記事を作成中
- 心身のつかれ
- めまい
- 起き上がれない、動けない等

こんな体調不良を経験したことはありませんか?
本人にしかわからない体の不調は他人から見て分かるものではありません。
なので使いやすく、会社側は疑いにくいというところです。
例えば、体調不良で会社を休みたいのに、上司が出社を強制した場合、それは当然ブラック企業と言われますよね。
休みなしで、働いていた方が体調不良で亡くなったなんてことになれば、会社は社会的信用を失います。
当然、法律でもそのような働き方は違法になるので、強制出来ません。
体調不良が後ろめたいはウソ
いわゆるズル休みが後ろめたいという方は、理由を良く考えてみましょう。
- 上司の顔を思い浮かべると胃が締め付けられる
- 会社へ向かう道で足が震える
- 仕事のことを考えると血の気が引く
会社に行きたくないのはメンタルの不調ではありませんか?

あまり自分に厳しくしすぎないようにしましょう
もちろん有給があるなら安心

入社日から6ヶ月後に10日付与されます
入社から半年経っていれば有給があるはずです。
有給があれば欠勤することなく有休消化で申請をすれば、基本的に拒否されることはありません。
有給使用は権利なので、会社側が有給使用を許可しないということは違反になります。
ただし、時季変更権があることは覚えておきましょう。会社は繁忙期に休まれると困るので、有給の取得時季を変更することが出来る権利があります。
退職の際には、時季変更も出来ないので消化を許可するしか無いということになります。

常識的に考えていればOKです
ここで言いたいのは、体調不良と言えば何もしなくて良いのか?ということです。
退職の際には、出来るだけ会社の業務に支障が出ないように協力をする必要があります。
義務ではありませんが、会社にも迷惑が掛かってしまうのは間違いないので、協力しましょう。
直接会社へ行って引き継ぎをする必要があるわけでもありません。
電話で対応でも、メールでも、事前にマニュアルを作成しておくことでも引き継ぎとして有効です。
引き継ぎや借り物の返却は特に重要です。
あまりにも対応しないようだと訴えられる可能性まで出てきてしまうので、注意が必要です。
特にトラブルを内緒にしている場合が一番危険です。

うちの会社では体調不良は診断書が必要なのですが?
退職を止めることのできる権利は会社側にはありませんが、体調不良でも辞めることのできない人もいますよね。
それどころか、体調不良で休むことも出来ないなんて会社はまず違反です。
メンタル不全も体調不良として立派な理由になります。
病院受診すれば、もちろん診断書はもらえますが、自宅で休養したいということを伝えるだけでも休みは貰えるはずですよ。
民放 第628条
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC628%E6%9D%A1
民放 第628条では、やむを得ない事情による雇用契約解除が出来るという旨の内容が書いてありますが、体調不良はこれに当たります。
また、取引先とのトラブル等で仕事に問題を抱えたまま退職をしようとすると会社から損害賠償を求められるというのも適用されることになります。

いわゆる解雇に当たります
退職を申し出れば、法律上では2週間後に出来ます。
体調不良の場合でも同様に退職が可能です。
ですが、それでも会社側と揉め事になる不安があるという場合は、退職代行を利用するのがおすすめです。
会社とのトラブルを避けるには、弁護士の退職代行がおすすめです。

LINEで気軽に相談できるので、ぜひ利用してみて下さい