
退職したいんだけど上司に退職を言うのが怖いなぁ
こう思って、なかなか退職出来ないという人も多いのではないでしょうか?
筆者も2度転職を経験しています。
- 退職を伝えるとどんな反応するのだろう?
- 理由をしつこく聞かれて退職出来なかったらどうしよう
- ドキドキしてなかなか言うタイミングを掴めない
こんな悩みで、1週間退職を言えなかったこともありました。
その一方で、精神的にも身体的にも限界が来て、スッパリと辞めることが出来た経験もあります。
今回は、退職がなかなか言い出せないと言う方のために、退職をするためには上司に直接言う必要なんて無いということをお伝えしたいと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。

naokichi
転職を2度経験|現在は総務人事職で働き多くの方の入退職を見ています。|繊細さん向けに手助けになる記事を作成中
退職の伝え方は全部で3つあります。
口頭、書面、第三者の他人に伝えてもらうです。
世間的なイメージも合って勘違いされることも多いので順番に説明していきます。
口頭で伝える
基本的には、「退職します」と上司に言うだけで退職は成立します。
多くの会社で合わせて退職願や退職届を提出する必要があるかと思いますが、言った言わないを防ぐために証拠を残すという意味です。
実際に筆者の会社でも、「勝手に退職にされた」との主張で会社側が解雇手当を支払うことになった事例がありました。
口頭のみで伝えると様々なトラブルが起きる可能性があるので、注意が必要です。
書面で伝える
書面で伝えるのは口頭と違い証拠が残るので、有効です。
一般的には書面+口頭で退職をしている方が多いと思います。
他人に依頼する(退職代行)
どうしても直接言う勇気が無いという場合には、他人に依頼するのも一つの手です。
この時に気をつけて欲しいのは、他人に依頼すると言っても同僚や家族に依頼するのは辞めましょう。
理由は会社から訴えられる可能性があるからです。
退職はあくまでも会社と本人の雇用契約なので他人に契約を変える権利はありません。違法となってしまうのです。
口頭、書面、他人に依頼(退職代行)どの手段を選んでもポイントは本人の意思表示です。
本人の意思表示がされてから2週間後に雇用契約は解除になります。
いろいろなことを考え退職が言いづらくなりがちです。
筆者の体験談になりますが、退職をなかなか言えなかった時とすんなりと言えた時の2つのパターンで例を紹介します。
退職が言いずらく、1週間悩み続けたパターン
上司に退職を言うのはちょっと怖い
という人は、退職代行を利用するのもありです。
繊細さんは、細かな部分まで悩みがちなので、言い出すタイミングを見計らう時にキリがないくらいの条件を考えてしまいますよね。
- 上司と自分2人になったタイミング
- 上司が機嫌が良い日
- 同僚に悟られないように
- 怒られたらどうしよう、引き止められたらなんて言おう
- 退職届はいつ出せば良いんだろう
僕が退職する時に考えていたことですが、上司が機嫌が良く、ちょうど2人になるタイミングなんてそうそうないんですよね。
たとえあったとしても、怒られたらどうしようとか引き止められたらとか考えると結局言い出せないんですよね。
僕の場合は1週間ほどタイミングを見計らっていましたが、最後は同僚がいる前で「お話良いですか?」と上司に声を掛けて辞めました。
精神的身体的に追い込まれ、スパッと辞められたパターン
ブラック企業とはまた違うのかもしれないですが、僕の仕事のスピードが遅く毎日夜遅くまで働いていた時期がありました。
精神的にも身体的にも追い込まれていたので、上司に退職をどうやって伝えようかなんて考える余裕もありませんでした。
仕事でも時間が全くなかったので、上司の机の上に退職届を置いて外回りに出かけました。
仕事の途中で上司から電話が掛かってきて、いきなり置いてあってだけだから驚いたと言われましたが、気持ちを汲んでくれ退職をすることが出来ました。
机の上に置いていくのは少し失礼だったかとは思いましたが、退職届は「退職を告げる手紙」であるので、全く失礼では無いのです。
上司に退職の相談をしてから、辞めさせてもらえるか確認する、、
会社を退職する上で、相談も必要ないですし、許可も不要です。
自分の意思を会社側に伝えることで退職は可能です。
一般的には、口頭+書面で退職を伝えるのが多いですが、それが出来ない時には、証拠が残る形での意思表示をすれば退職をすることが出来ます。
ぜひ参考にしてみて下さいね。