
なんで退職代行を使うのか?嫌なことがあるなら自分で言ってくれば良いのに!
こんなお悩みにお答えします。
タイトルの通り理由は3つありますが、極論から言うと「あなたに話してもムダだから」ということになります。
退職代行を使うのは単純に、言いにくいからというだけの話ではありません。
この記事を読めば、人望の無い上司のあなたでも部下が退職代行を使わず悩みを相談してくれるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
退職代行を利用する理由は以下の3つ
- 退職を聞き入れてもらえない
- 怒られそうで退職を言えない
- 体調が悪く会社にも行けない
どうして退職代行を利用するのでしょうか?
理由は大まかに3つに分かれます。
退職を聞き入れて貰えない
ブラック企業に多いこのパターンですが、主に会社が人材不足で働き手が足りない状態であることが原因です。
とにかく辞めてもらっては困るということを従業員に無理に押し付けている困った会社です。
当然退職を希望しても退職が出来ないのですから、退職代行へ依頼するということになります。
怒られそうで退職を言えない
こちらもブラック企業で多くありがちな理由です。
上司が怖い、会社が怖い、自分だけ辞めようだなんて言ったら何をされるか分からない等でお悩みの方からの退職代行依頼は多いようです。
体調が悪く会社にも行けない
体調が悪く会社へ行けないから退職代行へ依頼するというところは理由としては直結はしないものの、退職を言い出しにくいという部分があるようです。
今まで休みを貰っていたのに、そのまま辞めるということに罪悪感を感じるのでしょう。
体調が回復しないために仕方なく退職なのですから個人的にはあまり気にする必要は無いとは思いますけれど。
退職代行を使われたら自分は信用されていないと思った方が良いかもしれません。
退職代行を利用するということは、お金を払ってでも退職を自分の代わりに言ってほしいということ。
つまりお金を払ってまであなたと話をしたくないということです。
気軽に話しやすい上司とは柔軟な思考を持った上司です。
たとえば、
- 言葉遣いがなっていない
- 学生気分が抜けていない
- 仕事を舐めている
こういったことを言われると話す気は無くなりますよね。
逆に、
- その言葉は人にこういった印象になるかもしれない
- 新卒ならではの発想で考えてみる
- 楽しく仕事をするにはどうしたら良いか
このように置き換えて考えてみる上司には話したくなりますよね。
自分のことを話して仕事でなにか役にたつことを身につけたいという気持ちになります。
仕事はつまらないものだとはよく言いますが、実際に楽しくやろうとしても仕事を舐めてるだとか学生気分が抜けていないと怒られますよね。
そんなことを言われるとやる気もそがれるのですが、柔軟な思考を持っているとモチベーションを保ちながら楽しく仕事が出来るようになります。
飲みニケーションと言われて仕事のあとに飲みに連れて行かれるのも話したくない上司となんて苦痛でしか無いわけです。
とは言え、仕事の悩みを聞いてもらえる上司のほうが良いのでうまく部下と付き合っていくように努力していくのが良いでしょう。
現代では、ムダを省くというのが目標とされています。
エコバック、紙ストロー、電子印鑑、テレワーク等、ムダを省くことを目的として生まれたものです。
同様に退職をするのに労力を掛けるというのもムダになりつつあります。
退職は個人の自由ですから転職をするのなら退職よりも転職活動へ労力を掛けたいものですよね。
退職代行を利用するのが必ずしも良いとは言えないかも知れませんが、現代の働く人の悩みの解決に役に立っているようです。
「あなたに話してもムダ」と思われているなら退職代行を利用するでしょう。
一度上司に話してみよう!と思われるような振る舞いをしてみると良いかも知れません。