- 退職代行ってどんなことでトラブルになるんだろう?
- 退職代行を利用したいけれどトラブルが怖い

こんなお悩みにお答えします。
最初にはっきりと言っておくと、退職代行にトラブルはつきものです。
その原因は、退職代行の利用者と退職代行の間の認識の違い、さらには会社との三角関係の中で起こる認識の違いによるものです。
本来は、あなたと会社の問題です。
登場人物が増えるとトラブルになる可能性が上がるのは分かることですよね。
逆を返せば、トラブルは認識の違いによるものなので、認識を一致させれば何も起こらなくスムーズに行くということになります。
この記事では、トラブル防止のための知識を共有します。退職代行をトラブルなく利用するには必見の内容です。
ぜひ役に立てて下さい。

naokichi
転職を2度経験|現在は総務人事職で働き多くの方の入退職を見ています。|繊細さん向けに手助けになる記事を作成中
正直言って、退職代行のトラブルはめちゃめちゃ多いイメージですね。
まず退職代行って何をしてくれるの?というところが間違っている人が多いです。
何をしてくれて何を自分がしなければいけないのかを理解するところから知る必要があります。
退職代行が出来ること
- 退職届受理の依頼
- 貸与品の返却
- 退職に関して要望の伝達
退職代行が出来ないこと
- 退職届作成
- 残業代の請求
- 退職金の請求
- 有給休暇の消化依頼
退職代行でトラブルはよく起きるのですが、実際にどんなトラブルが起きているのかを解説します。
- 退職代行が出来ないことを要求
- 退職代行と会社間でのトラブル
- 退職代行と自分間でのトラブル
一番多いのは、「退職代行が出来ないことを要求」することです。
たとえば、退職届は自分で書く必要があります。これは、あなたと会社の雇用契約の問題なので、あなたの意思表示が必要になるためです。その後、退職届は郵送で会社へ送るように退職代行から指示があると思います。
その他にも、有給申請もあなた自身で申請する必要がありますし、残業代が未払いの場合にも自身で動く必要があるのです。
ですが、あなた自身の代わりとして動くことが出来る退職代行もあります。
「代理」が許されているのは、弁護士と労働組合です。
「代理」が出来るのかどうかは退職代行のホームページに書いてありますので、確認するようにしましょう。

知識があればトラブルも回避出来ます。
トラブルを予防する方法、それは知識を身につけることです。
少し面倒に聞こえるかもしれませんが、最低限で良いのです。
トラブルを防止!最低限の知識
- 退職届は自身で書き、郵送する
- 有給申請は自分で行う
- 残業請求は出来ない退職代行がある
- 必要書類はあらかじめ調べて伝える
- やってくれるハズはNG
- 引き継ぎには極力協力する
求めるサービスによりおすすめ退職代行は違う
そんなサービスでもそうなんですが、「おすすめ」というだけで選ぶのは間違いです。
人それぞれ求めるものには違いがあるし、サービスにもそれぞれ特徴があります。
たとえば、ドコモやソフトバンク、auは基地局を持っているので、ネット回線が繋がりやすい。電話がクリアに聞こえるなんていう特徴がありますよね。その代わり価格は少し高い。
格安SIMと呼ばれるahamoやワイモバイル、UQモバイルなんかは、基地局を持たず、借りているようなものなので、ネット回線が多い時間帯なんかでは繋がりにくい、電話も同様です。でも、価格はかなり安い。
どっちの方が良いかは人それぞれですよね。
退職代行も同様に、サービスに違いがそれぞれあるので、あなたに合ったサービスで選ぶことがおすすめです。