退職代行がずるいと言われる理由と言われないためにするべきこと

退職代行ってなげやりなイメージでずるいですか?

ずるいと言われないためにどうしたらいいですか?

こんな疑問にお答えする記事です。

たしかに、退職をするのは自分なのにそれを他人に任せてしまうのはなげやりなイメージがありますよね。

でもそれは間違った退職代行のイメージです。

間違ったイメージだから、間違った印象を持ってしまうのは仕方のないことです。

この記事では、その間違ったイメージの内容を解説していきます。

naokichi

プロフィール

転職を2度経験|現在は総務人事職で働き多くの方の入退職を見ています。|繊細さん向けに手助けになる記事を作成中

退職代行がずるいと言われる理由

退職代行がずるいと言われる理由は、「自分のことなのに、自分でやらない点」にあります。

つまり、「他人に投げて自分は逃げてしまう」ということですね。

確かに、大事なプロジェクトの途中で仕事を放り投げて居なくなってしまうのは、迷惑だし、ずるい。

少しは後を引き継ぐ人の気持ちも考えて欲しいところです。

普通なら、プロジェクトを終えてから次のプロジェクトが始まる前のタイミングで辞める。

そうでなければ、社会人として無責任だと感じる。

こう思う方が多いと思います。

退職代行にはこのようなバックれやバックれに近いイメージが強くあるのではないでしょうか?

これが退職代行がずるいと言われる理由です。

退職代行がずるく無いと言える理由

退職代行がずるいのかという質問にははっきりとずるくないと言えます。

理由は2つです。

  • 嫌なことをはっきりと嫌と言える人ばかりでは無いから
  • 退職代行を利用することは選択肢の1つだから

嫌なことをはっきりと嫌と言える人ばかりでは無いから

日本人はYesマンだと言われますよね。

私も心では「絶対に断ってやるぞ」と思っても、上司を目の前にすると不思議とNoと言いづらく感じます。

自分の言いたいことがうまく言えないのなら、代わりに思いを伝えてくれる人やモノが必要になります。

モノの代表は、メールや手紙でしょうか。

ですが、その返事はメールや手紙で返ってくるとは限りません。

ほとんどが会話での返事になるはずです。

さらには、「どうして直接言わないんだ?」と怒られてしまう可能性もあります。

となると、伝える手段が無くなってしまう人が出てきますね。

退職代行は、気持ちを伝えるための最後の手段とも言われています。

退職代行を利用することは選択肢の1つだから

「退職代行に逃げた」とよく聞きますが、この言葉はイメージを悪くする原因になっていると思います。

「逃げた」なんて「楽をしている」ような言い方ですね。

言い方1つ、捉え方1つで印象はガラッと変わりますから。

私が言いたいのは、「退職代行は選択肢の1つ」ということ。

つまり「退職代行を使って辞めた」という言い方が正しいかと。

決して「逃げた、楽をしている」というニュアンスはそこにはありません。

退職は自分で辞めることが主流ではあるけど、別の手段である退職代行を使って辞めたということです。

それ以上に深い意味はありません。

例えば、お金を稼ぐために、サラリーマンになる人は約9割のようです。

残りの約1割は起業する人、つまり社長ですね。

社長と言っても従業員を雇うとも限りません。

ユーチューバーや漫画家、ブロガーには1人でやっている方も多くいます。

お金を稼ぐにはサラリーマンになる人が圧倒的に多いけれど、別の手段もあります。

社長は、サラリーマンから逃げた人と言えるでしょうか?

逃げたとは言いませんよね。

サラリーマン以上に稼ぐ人も多くいるのも事実です。

自分に合った手段を選べば良いということです。

退職代行がずるいと言われないためにすべきこと

ずるいと言われないためにすべきことは、ずるいと言われることをしないことです。

ずるいと言われる理由は以下の通りです。

  • 自分のことなのに、自分でやらない
  • 他人に投げて自分は逃げてしまう

大事なことは退職代行を利用すると言っても、全てを任せないこと。

特に、引き継ぎや連絡はしっかりするということは守るべきです。

引き継ぎの対応をする

引き継ぎをしないと会社にも、後に仕事を任された人にも迷惑が掛かります。

引き継ぎもなしにいきなり仕事を任されるのは怖い。

「ずるい」と思われても仕方ないです。

直接引き継ぎが出来なくても、マニュアルやメールで連絡が取れるようになっていれば安心です。

連絡を無視しない

連絡もしっかりしないと会社も自分も困ります。

退職の手続きをとるのにも連絡が無いと進まないこともあります。

社会保険の切り替えがスムーズにいかないと後々面倒になりますから。

会社から連絡があったら必ず返事をすることが必要です。

この点は退職代行へ依頼するしていると代わりに会社と連絡を取ってくれるので楽ですね。

退職代行がずるいと言われるのは無責任な人

退職代行がずるいと言われるのは、無責任に仕事を放り出してしまう人がいるためです。

引き継ぎや連絡をしっかりとする人は、ずるいとも無責任とも言われないはずです。

退職代行は、退職の際の手段の1つとして考えるのが適切かなと思います。

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