- 周りの人がどんどん辞めていくんだけど自分も辞めた方が良いのかな?
- ここにいて大丈夫なのかな?
こんなお悩みにお答えします。
人が辞める職場というのは共通の特徴があります。
当然、個人的な理由で辞める人は多くいますが、毎回毎回何人も辞めていく、どんどん人が減っていくというのは普通じゃ無いですよね。
そんな時に、周りに流されてに自分も退職するというのはもしかしたら、あなたにとって良い選択肢とは言えないかもしれません。
退職を急ぐ前に会社の状況をまず確認することが必要です。
- 人がすぐに辞める職場の特徴
- 転職するべきなのか判断のポイント
- 辞められない職場の退職法
naokichi
転職を2度経験|現在は総務人事職で働き多くの方の入退職を見ています。|繊細さん向けに手助けになる記事を作成中
人がすぐに辞めていく、、どんどん人が辞めていく、
人がすぐに辞める職場には共通する特徴があります。
- 会社の体質(いわゆるブラック企業)
- 中間管理職の裁量(上司の権限)
順に詳しく解説していきます。
1.会社の体質
いわゆるブラック企業のことを指しますが、実際にどんなところがブラック企業なのかというのは明確になってはいません。
なので、
ウチの会社はブラック企業なのかな?
と疑問に思うこともあるのではないでしょうか?
そう思ってこの記事に辿りついた人もいるはずです。
そこで、チェックリストを用意しましたので、自分の会社が当てはまるのか確認してみて下さい。
確認してみましょう!
これはブラック企業?チェックリスト
- 残業申請不可
- 有給申請不可
- 休みが少ない
- 入社前に聞いていた話と違う
- 口コミ・評判が悪い
- 周りの同僚がどんどん辞める
これらは、全てが当てはまってもブラック企業とは限りません。
ですが、人が辞めていく会社にはこのような不満で辞めていくのが多いです。
2.中間管理職の裁量が少ない(上司の裁量)
上司の会社での裁量権によっても人が辞めていくことがあります。
この場合の裁量とは、会社のルールに対して融通を効かせることの出来る権利を指します。
- 上司は不満を理解してくれるが、会社は理解しない(裁量権が少ない)
- 会社は、上司に全ての裁量権を持たせる(裁量権が多い)
裁量権が少ないと、何も対応出来ない上司として辞めていく人が多いです。
逆に、裁量権が多いと何でも勝手に決めてしまう上司という印象が強くなります。
適度な裁量権が必要になるところですが、その上司に実際どのくらい裁量権があるのかというのはなかなか分からないことが多いので、結果的にその職場では、どんどん人が辞めていくということになりますよね。
まともな人はすぐに辞めていってしまう
こんな意見をよく聞きます。例えば、私の会社は介護事業所なのですが、介護の現場は離職率が高いです。
少し昔には3Kと言われ、「危険」「汚い」「きつい」になりますが、いまは、あまり聞かなくなりました。というのは国の対策により、介護法の整備なんかでだいぶましになったということですね。
それとは別に、介護の現場では、いじめやいやがらせで辞めていく人も多いです。
当然、人を相手にする仕事なので、正解というものがなく意見のぶつかり合いが起きやすいので、気に食わないことが出てきます。
介護施設にはカメラがついていることが多く、すぐにバレてしまいますがそんなことは気にせずにやるのですからかなりタチが悪いですよね。
管理者がそういったことをうまく捌ければ良いのですが、、
強い人の言いなりで、みてみぬふりをする状況もよくあります。
まともな人というとアバウトな言い方になりますが、そういった人ほど人間関係にうんざりして辞めていくことが多いです。
では、実際に辞めていくのはどんな人でしょうか?
- 新人がすぐに辞めていく職場
- 優秀な人が辞めていく職場
- 上司が辞めていく職場
それぞれ特徴があるので、順番に見ていきます。
1.新人がすぐに辞めていく職場
新人がすぐに辞めていく職場は、会社に明らかな欠陥があります。
新人が入っていきてもすぐに辞めていってしまうのには、その上司への問題はもちろんのこと、会社全体がそのことに何の対策もしていないということが問題です。
普通の会社ならその異常をすぐに対策します。
人を一人雇うのにもかなりのお金が掛かります。中途採用でしたら紹介会社への手数料、新卒なら募集にかかる費用等、決して安いとは言えないレベルのお金が掛かっているので、全て辞めていった人のせいには出来ないハズです。
2.優秀な人が辞めていく職場
優秀な人が辞めていく職場は、上司に問題がある場合が多いです。
もちろん上司の上司や上層部への相談で、解決するということも多いですが、組織内で働いている場合には、上司に頼り切る人が多いのも事実です。
上司が異動や退職となればチャンスと言ったところですが、上層部への相談もしてみると良いです。
3.上司が辞めていく職場
上司が辞めていく職場は、会社全体の経営に問題があるかもしれません。
上司が辞めていく場合、最近では部下からの圧力もあるかもしれませんが、上層部の方針と合わないで辞めるという理由が多いです。
新人や平社員には気付けない部分になります。上司も部下に相談なんてはしないことが多いですので気づきにくいですね。
どうすれば良いかと言われれば、上層部の考えを汲み取る必要がありますので自分の考えと合わないようなら退職をするしか無いかもしれません。
辞めていく人の理由がどうであれ、まずは何が問題なのかを考えることが大切です。
- 上司が何もしてくれないから?
- 給料が安いから?
- 人間関係?
- 仕事が大変だから?
上司が何もしてくれない理由を聞けば良いし、ダメならもっと上の人に話をしてみても良いですよね。
給料の安さだって相談してみることが必要です。
人間関係も異動で解決するかもしれないし、仕事の大変さも解決出来るかもしれませんね。
転職を考えるのはその後でも遅くは無いはずです。
せっかく入った会社なんだから、何か縁があったと考えましょう。それに次のところが完璧に良い会社とも限りませんし。
上司にも相談した。会社の対応も待ってみた。でも変わらない
それもダメだったら、その会社には不満を解決する気がないのかもしれません。
転職に動きだすことをおすすめしますが、退職が出来ないということになる可能性もありますよね。
- 人手がいないから
- 上司と話をする時間もない
- 退職届を受け取ってもらえない
人がどんどん辞めていく会社にはこういった理由で辞められないことがしばしばあります。
そういった時には、退職代行を利用すると良いです。
ブラック企業には退職でトラブルになることもあるので、弁護士が入っている退職代行を利用するのがおすすめです。